お知らせ
2024.07.18
ネバネバ成分「ムチン」について
日本では動物性、植物性に関わらず「ネバネバ=ムチン」という認識が広まっていますが、近年の研究が進み、間違いであることがわかりました。日本生物工学会からも報告されています。
ムチンは粘性物質ではあるが、動物の胃液等で生成されるもので、植物性からは生成されません。
当協会の各種テキストにも、植物性の成分としてムチンが紹介されていますがここに訂正いたします。
※参考文献
「山芋やオクラなどに含まれるネバネバの成分『ムチン』は人の体の粘膜にも含まれています。」と掲載されておりますが、他方北里大学理学部化学科 丑田公規教授の研究では『日本では、山芋、オクラ、納豆などのねばねば物質を見た目で「ムチン」と呼ぶ習慣があり、広く流通している辞典などにも記載がある。しかし、これらの多くは別の物質で、構造からもムチンではない。また、植物全般にムチンは存在しない』と発表されております。
(「ムチン奇譚:我が国における誤った名称の起源」丑田 公規氏 解説参照)
ムチンは粘性物質ではあるが、動物の胃液等で生成されるもので、植物性からは生成されません。
当協会の各種テキストにも、植物性の成分としてムチンが紹介されていますがここに訂正いたします。
※参考文献
「山芋やオクラなどに含まれるネバネバの成分『ムチン』は人の体の粘膜にも含まれています。」と掲載されておりますが、他方北里大学理学部化学科 丑田公規教授の研究では『日本では、山芋、オクラ、納豆などのねばねば物質を見た目で「ムチン」と呼ぶ習慣があり、広く流通している辞典などにも記載がある。しかし、これらの多くは別の物質で、構造からもムチンではない。また、植物全般にムチンは存在しない』と発表されております。
(「ムチン奇譚:我が国における誤った名称の起源」丑田 公規氏 解説参照)