時代が求めている「ミネラル」
今、ミネラルが注目されています!
なぜ、注目されているのでしょうか。
大きな理由は2つあります。
まず、ミネラルのはたらきが私たちの体だけでなく心の状態にまで作用し、心身の健康に欠かせない肝心要の栄養素であること。
そして、もう一点は、これだけ重要な栄養素であるにもかかわらず、時代の変化とともに、便利になった現代食にミネラル不足の問題が明らかになったこと。
これらのことが、今、医療、教育の世界でも注目され始めているのです。
時代の少し先を走って、本講座でミネラルの基本を学び、家庭でできるミネラル豊富な食への裏ワザを実践しながら、ご家族、ご自身のホンモノの健康をしっかり守っていきましょう。
つまり、「ミネラルをとる」⇒「酵素がうまくはたらくようになる」⇒「神経伝達物質やホルモンなどもしっかり作られる」⇒「体の調子が整い、心も安定する」
心と体の安定や健康に欠かせない栄養素のひとつなのです。
さまざまなはたらきがあるため、ミネラルが不足するとやはり心身にさまざまな不調を起こすことになります。
『七訂 食品成分表2017』によれば、カルシウム不足は「神経過敏」「骨や歯が弱くなる」、マグネシウム不足は「神経が興奮しやすくなる」、鉄不足は「貧血」「発育の遅れ」、亜鉛不足は「味覚障害」「皮膚障害」「免疫力の低下」などと明記されています。
実際に、ミネラルを豊富にした食生活を続けていくと、「イライラしなくなった」「疲れにくくなった」「風邪をひかなくなった」「睡眠が改善した」「冷え性、便秘がよくなった」「気持ちが安定してきた」
などの声もたくさん集まってきました。
現代食はミネラル不足!?
不足するとさまざまな不調につながるミネラル。
しかし、時代の変化とともに刻々と変化してきた食生活の中で、「より早く、より便利に、より安く」の方向に進んできた現代食には、重要な栄養素、ミネラルが大幅に不足していることが明らかになったのです。
NPO法人食品と暮らしの安全基金の調査によれば、コンビニ弁当、レトルト食品、冷凍食品、外食でのハンバーガーやチェーン店の牛丼など150品目に、カルシウム、マグネシウム、鉄、亜鉛、銅におけるミネラルの実測値が、厚労省の定める推定平均必要量に満たない結果が出ています。
これらの食生活では、カロリーは十分にとれていても、体や心を整えるミネラルは大幅に不足してしまいます。
これらの調査結果は、医療、教育の現場の先生にも注目され始めています。現代人が抱える様々な心身の不調とミネラルが不足している現代食は深く関係しているといえるでしょう。
肝心要の栄養素、ミネラル!
ミネラルは、カルシウム、マグネシウム、鉄、亜鉛など、100種類ほどの元素のことですが、私たちの体の組織を構成したり、心の状態に作用する神経伝達物質やホルモンを作る酵素のはたらきを活性化させています。
家庭の食卓をミネラルリッチに!
ミネラルのはたらきの重要性と、現代食のミネラル不足の実態をふまえて、私たちが気を付けていきたいことは…?
本講座では、ミネラルのはたらきや、豊富に含まれる食材、吸収を良くする食べ合わせなどを学びながら、ミネラル不足から身をまもる対処法、そして家庭での食事をミネラル豊富にする裏ワザをお伝えしていきます。
段階を追って、徐々にミネラル豊富にしていく方法は、一人暮らしの方、単身赴任の方、子育て世代の家庭……すべての方に、すぐに取り組め、体と心の元気を実感していただけるプログラムになっています。