あなたの食生活で野菜や果物はしっかり摂れていますか?

では、自信を持って摂れていると答えた方の中で、意識して“生”の野菜や果物を摂っている方はいらっしゃいますか?

実は、熱に弱い酵素や栄養素は加熱した食品にはほぼ含まれていません。

従って、健康的な食事を考える際は「加熱食」と「非加熱食」のバランスも考慮する必要があるのです。

これが、エドワード・ハウエル医師が提唱する酵素栄養学に基づくリビングフードの考えの基本となります。

酵素は私たちのカラダの中で非常に大切な役割を果たしています。その仕事は大きく「代謝」と「消化」のふたつに分けられ、生の野菜や果物を積極的に食べて外から酵素を補うことは、カラダの消化機能のサポートにつながります。例えば、トンカツを食べる時は千切りキャベツを、焼き魚を食べる時には大根おろしを添えます。すると、比較的消化が楽で胃がもたれにくい感じがありませんか?想像しにくい方は一度、キャベツなしのトンカツとご飯だけで食べてみると実感できるかもしれません。そして、消化がスムースだと、代謝も滞りなく行われ、それが健康や美容に関わってくるのです。

生きた酵素は、生の果物や野菜、
発酵食品に多く含まれています。

アメリカの主要都市には洒落た雰囲気のLiving Foodレストランやカフェがあり、美意識の高いモデルや役者、健康志向のエグゼクティブなどで賑わっています。野菜サラダや果物だけでなく、寿司やスパゲティ、ハンバーガー、ケーキ、クッキー、おせんべいのようなものまで出てくるので、

リビングフードで使う主な食材

野菜、果物は収穫した後もしばらくは生きています。
生命エネルギーが溢れている新鮮な野菜、果物の酵素や栄養素が消化酵素の無駄遣いを防ぐことで代謝酵素が活性化し、キレイと健康を維持します。

リビングフード食学講座では
ビタミン・ミネラルを中心とした栄養学をベースとしながら
火を使わないで調理する[生で食べる]こと
に注目したお料理方法を学びます。

1

酵素栄養学の基礎と新しいアプローチ

エドワード・ハウエル医師が提唱した酵素栄養学を理解しつつ、日々変わりつつある最新の食のトレンドを学び、これからの時代のリビングフードのあり方を考えます。
2

ライフスタイルに合わせた取り入れ方と目的別献立モデル

徹底的にカラダのクレンジングをしたい方、忙しくてなかなか時間が取れない方、家族と一緒に生活している方など、ライフスタイル別に応じたリビングフードの取り入れ方をご提案します。
3

リビングフード調理のポイントと食材の選び方

酵素の温存を念頭においたリビングフードの調理は、ポイントさえ押さえればアレンジ自在です。積極的に摂りたい食材と避けたい食材を把握して、オリジナルのリビングフード作りに役立てましょう。
4

スプラウトのススメ

リビングフードの母とも呼ばれるアン・ウィグモア女史は、スプラウト(発芽)食品をこよなく愛しました。そして、今やスーパーマーケットではスプラウトが大人気。
スプラウトの利点と家庭での育て方を学びます。
5

リビングフード作りに役立つ調理機器

リビングフードではコンロもオーブンも使いません。では、一体どんな調理機器を使って、まるで加熱したかのような料理やデザートを作るのでしょうか?
その秘密を探ります。
6

リビングフードと組み合わせたいスーパーフード

豊富でバランスの良い栄養成分をもつスーパーフード。健康効果はもちろんのこと、食味と見た目に花を添えるものもあり、リビングフードとは最強の組み合わせです。
代表的なスーパーフードの効果効能と使い方をマスターしましょう。

ご挨拶

“We’re what we eat” (私たちは私たちの食べたもので出来ている)・・・健康を考えるとき、真っ先に私の頭に浮かぶのがこの言葉です。

私は20代後半で重度の過敏性腸症候群と成人型アトピー性皮膚炎を発症し、数年を闘病に費やし、その間に数カ月間の入院を余儀なくされることもありました。病気は医者に診てもらい、薬を飲めば治るものと当たり前のように思っていたのが、この闘病生活を通してそうではないことに気づかされました。当初出されていた薬が効かなくなり、どんどん強い薬を処方され、ついに強い薬までも効かなくなった時、私は食と病の関係をとことん探り、身体と向かい合う良い機会を得ました。私の場合は特にアトピー性皮膚炎という、症状が表面に見えやすいものでしたので、「なんでこんなボロボロの皮膚しか育たないのだろう?

ところで皮膚ってどうやって作られるのだろう?」という疑問から、結局、私たちの身体、細胞の一つ一つは私たちが食べたもので作り上げられるのだという結論に至りました。そして、薬を止めて食を変えると、それだけで次第に症状が消えていったのに感動を覚えました。ちなみにこれが、私が食の世界に飛び込んだきっかけです。

私自身が食に対する気づきで救われたから、それを多くの人に伝えたい。今でも私はその想いをベースに、日々自らの体を通して食と健康の神秘の探究を続けています。健康食や栄養学は日進月歩で進化します。情報はますます積み上がり、それと同時に昨日まで良いとされていたものが、突然、身体に悪いものとして伝えられることもあります。だからこそ、健康食を伝えるにあたっては、自らの経験を通して語ることが重要なポイントの一つだと思っています。リビングフード食学入門講座は、リビングフードの基礎に、新しく注目されている食のトレンドを盛り込んで、さらに私自身の体験をスパイスとして振りかけたオリジナルの講座となっています。皆様には、リビングフード作りを楽しみながらちょっぴり食に関心を持って頂き、美と健康を手に入れてもらえたら、こんなに嬉しいことはありません。是非、ご一緒にリビングフードの世界を体験してみませんか?

いとう ゆき

講師 いとう ゆき

国際食学協会特別講師
日本リビングフード協会代表

自身の闘病をきっかけに食に対する関心を高め、国内外の専門学校でマクロビオティックやリビングフード、スーパーフード、グルテンフリーダイエットなど健康食を幅広く学ぶ。
現在はニューヨークに在住し、日本と行き来しながら健康的な食事とライフスタイルの普及に努める。
雑誌やWEBで健康食に関する情報を積極的に発信するほか、イベントやセミナー、料理教室も手がけ、実例豊富なわかりやすい講義に定評あり。
著書に『スーパーフード便利帳』(二見書房)『ロージュース・レシピ』(地球丸)など多数。

  • 日本リビングフード協会代表
  • 一般社団法人国際食学協会理事
  • 東京家政大学大学院健康栄養科修了/修士(家政学)
  • 米国Natural Gourmet Institute 卒業/シェフ
始めませんか?リビングフード食学講座
受講料 41,800円(税込)
教材 理論テキスト・レシピ付き
受講期間 6ヶ月(無料延長あり)
修了レポート提出後、修了証を授与
お支払い方法 銀行振り込み・クレジットカード払い
嬉しい特典付き、食学入門講座、進呈

通信講座 全6回 受講スケジュール

学習

自分で考え・調べ・学ぶことで解答を創造する力を養うLTA理論で潜在能力を引き出します。

レポート提出

終了時に各章6回の確認レポートと終了レポートを提出

修了証授与

リビングフード食学講座、修了証を発行します。

リビングフード食学講座
修了証

ステップアップ

さらに食の知識を広げるための講座があります

LTA学習プログラム

わかりやすい理論と実習に分かれたプログラムです。テキストに沿って学習するだけで、自然と知識が身につきます。

わかりやすい理論と実習に分かれたプログラム

ifca

国際食学協会

日本の良き食文化・食の智恵を「食学」と定義し、現在の人々やその子供たち、さらには世界の人々に提供して後世に引き継いでいきたい。

こういった「願い」から東大名誉教授や医療従事者、生産農家、教育関係者などが集い、2009年に発足いたしました。